サッカー青少年が多いなかサッカーで鼠径部や股関節を痛める青少年も多い。
サッカーをやるなら予防も含めて股関節のトレーニングにデッドバグも加えたい。
整骨院でパパが診させて頂くサッカー青少年に多いスポーツ障害は下半身の痛みである。
特に鼠径部や股関節の痛みが多い。専門的にはグローインペインという。
サッカーでボールを蹴る、ボールとの押し合い、走る、飛ぶetcとサッカーはとにかく足を使う…。
だから下半身の痛みは多いのだろうけど、もう一つ問題だと感じるのは「ファンダメンタル」と呼ばれる基礎体力要素の欠如だ。
これはサッカーでいわれることがある「サッカー青少年は下半身が弱い」とつながる話である。
『えっサッカーで足を使っているから下半身は強いんじゃないの?』と思う方もみえるのではなかろうか?
普通はそう思ってしまうものだ。
でも日本のサッカー青少年は下半身が弱い=それでは海外選手の当たり・プレスに負けてしまうと…。
この下半身が弱いとは?
端に足だけのことをいっているわけではないのだと思う。色々なプレーにおいて自分を支える・安定させる土台が弱いのだろう。
もちろんサッカーという競技だけではないが、サッカーはいつから行っていいスポーツなのだろう?
筋力トレーニングでいえば本格的にスタートできるのは高校生からである。
そう考えるとどのような競技も本格的にスタートできるのは高校生からかもしれない…。
それならそれまではどうしたら良いのか?それが「ファンダメンタル」を養うことなんだと思う。
だけど青少年も大人と同じように競技練習の比重が多くなってしまうからカラダが追い付かないわけである。
そこでサッカー青少年の下半身強化として股関節のトレーニングの一つにデッドバグをおススメする。デッドバグとは読んで字のごとく「死んだ虫」のこと。虫が死ぬときにあおむけになる様からそういわれるトレーニングなだけだけど…。
先ずは下の動画を見て欲しい
デッドバグはフロア(床)にあおむけになり手足を動かすだけである(笑)
でもこれもサッカー青少年の股関節のトレーニングとして大切だし、こうゆう地道なトレーニングはつまらないけどファンダメンタルを養うとはそうゆうもの。
コツコツとファンダメンタルを養ったうえで競技練習につなげていくことが本来の流れだと理解してほしい。
話が脱線するけど下記のパフォーマンスピラミッドを下から順にトレーニングすることが大切!
そして、ファンダメンタルは一番下の階層になる。つまりここを飛び越えてはいけない。
さぁではサッカー青少年の股関節のトレーニングとして「デッドバグ」が正しく行えるか3つのポイントを見ていこう。
- 腰が反らない
- カラダがふらふらしない
- 一方の足はしっかり引き上げ一方の足はしっかり伸ばせられる(床に付けない)
ファンダメンタルを養うにはこの3つのポイントがクリアできることが大切だし、できればミニバンドを付けても正しくできることが理想だ。
もし仮に腰が浮いてしまうなら「体幹」が上手く使えていないからサッカーで腰を痛めやすいかもしれない、もし仮にふらふら動いてしまうのならカラダのどこでも痛めてしまうかもしれない、もし仮にしっかり引き上げることができない・伸ばせなければ股関節は安定しない。
デッドバグの要素には色々なファンダメンタルが必要だし、ファンダメンタルのチェックもできる。
サッカー青少年の股関節のトレーニングにデッドバグ、ファンダメンタルのチェックにデッドバグをお試しあれ\(^o^)/
サッカー青少年の下半身は脆弱である。ファンダメンタルとしてデッドバグも股関節のトレーニングの範疇に入れて欲しいと思う。それができてこそステップアップしたトレーニングに取り組めるのだろう…。
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