『浜松市の整体院・体幹トレーニングジム代表けんじパパの日記』-子供の頃から競技練習過多の「弊害」

子供の習い事・トレーニング
けんじ
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どうしても競技に特化した練習が多くなってしまうのは普通のこと。
でもそれで良いのか?弊害はないのか?を考えよう。

パパは我が子と週1回のフィジカルトレーニング、週4回の練習に付き合っていたけど気をつけていたこともある!それはオーバーユースミスユースかたよ。それって練習過多の弊害になりやすいと思うから…。

習い事の前に

習い事はカラダが鍛えられる…そう思って我が子に習わせる親御さんは多いはず。

でも習い事によってはその競技に特化し過ぎてしまうことがある。簡単に例えると野球やサッカーなどの一つの競技を繰り返し練習すること。

そう例えると、ほぼ全てのスポーツの習い事にいえるかも…。問題はそれがいけないのでなくて、それに見合う基礎体力があるのか

例えば野球の習い事を始めれば当然ボールを投げる練習がある。だけど「投げる」カラダの使い方が正しくできるのか?基礎体力があるのか?と言えば個人個人で違ってくる。

ボールが投げられるカラダができてないのに、それを飛び越えて競技練習ばかりしてしまうと、パフォーマンスの低下や怪我の原因になってしまう。

サッカーでよくいわれるのは、ボールは蹴れるけど下半身のバランスが悪かったり、下半身が弱いケースが多々ある…それでは世界で戦えないと…。

ちなみに武道は基本稽古や型があるので、基礎体力作りをしてから実戦練習が体系化されているようにパパは感じるから先人は素晴らしい\(^o^)/

だから習い事によってはカラダが鍛えられるけど、そうではなく壊れてしまうこともあるといえるので何でもかんでも競技に特化した練習をしていれば良いという考えには注意が必要だ。

オーバーユース

オーバーユースは、日頃行うスポーツでカラダを使い過ぎて痛めてしまう障害のこと。競技練習過多になれば同じ筋肉や関節を酷使するようになる。

すると大きな損傷はしなくても微小損傷(マイクロトラウマ)が繰り返し発生して痛みが起きるようになる。

オーバーユースを防ぐには、専門的には練習頻度・量・強度の調節をしたり、コンディショニングで回復(リカバリー)を図る必要がある。

それを簡単に考えると、週2〜3回の練習に留める、しっかり食べる、お風呂にゆっくりと浸かり血流をよくしてカラダをほぐす、早めに就寝をして成長ホルモンを分泌させるになるのかな?

ミスユース

ミスユースは、間違ったカラダの使い方のこと。間違ったカラダの使い方を繰り返せばパフォーマンスの低下や怪我の原因になる。

ミスユースは、もともとの基礎体力が備わっていないケースでも起こるし、練習過多による集中力の低下でも起こる。

パパ的にはカラダの使い方を学習するために週1回のフィジカルトレーニング、「量より質重視」で週4回我が子の練習に付き合っていた。

ちなみにパパは素晴らしい指導者と出会い、先生と二人三脚のように我が子を育てるような練習環境に身を置くことができたから、練習メニューを調整したり練習終わりを好きなように決められたことがラッキーだったと思う(笑)

※練習に関しては通常は親御さんが介入できることは少ない。そう考えると練習日数を調整する必要があるけどクラブにしろ部活動にしろ休むことが難しいのが実情。子供は回復力があるからある程度無理をしても大丈夫という言葉を信じたいところ…。

偏り

競技練習過多の弊害でよくいわれるのがかたより。

一つの競技に特化して練習を繰り返しやり過ぎると、同じ筋肉や関節に負担がかかるし、同じ動きばかりを繰り返してワンパターンな動作しかできない応用力の低下・運動能力の低下に繋がるといわれている。

そうはいうけど、小さな頃から特定のスポーツを取り入れて大人で活躍しているアスリートは沢山見える…

だから、小さな頃からやり過ぎない方が良いと考えた方が良いのかもしれない…。

マルチスポーツの考え方

マルチスポーツは同時期に複数のスポーツを練習することで色々なカラダの使い方を覚える効果がある。

日本は一つの競技に特化しやすい傾向だけど、海外はシーズン毎に競技を変えたり、練習の中で他競技の練習を取り入れたりして複数のスポーツを経験することが多い。

これにより、色々なカラダの使い方を学習して応用力や総合的な運動能力が高まるといわれてる。

パパの我が子への取り組みは、複数のスポーツはできなかったけど、以前記事にした外遊びをしたり、アスレティックを取り入れて色々なカラダの使い方を体験させた。

また、フィジカルトレーニングではマット運動やドッジボールなど遊び要素も加えて楽しみながらも基礎体力を養うようにした。練習メニューも日々変更しながら左右対称に色々な動きを取り入れた。

更に!面白いことに田舎の小学校はシーズン制のように部活動が変わっていったのも良かったかなぁと…。

まとめ

「好きこそ物の上手なれ」で好きなことを続けることは素晴らしいし、頑張れるのは確か。

だから一つの競技に特化して練習することが必ずしも悪いとは思わない。

但しパパ目線では、練習過多になり過ぎてカラダが悲鳴を上げているお子様が沢山見えるし、基礎体力が備わっていないお子様が競技練習に特化しているのが大半…。

だから、怪我や故障や燃え尽き症候群で早期離脱にも繋がってしまうこともあるハズでは。

やればやる程初めは強くなっていく…だけどエスカレートし過ぎたその後は?と考えると『慌てない慌てない一休み一休み』の気持ちも大切にしたいところ。

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