「健康寿命」という言葉を耳にしたことがあるだろうか?しきりに健康寿命を伸ばそうといわれるのは何故なのか?でも健康寿命は伸ばすために運動器を大切にしている人・大切に考えている人はどのくらいいるのだろ…。と今日はパパの戯言をブログ記事にした。
浜松市は大都市別の健康寿命として2010年、2013年、2016年と男女ともに第1位になった。男性が73.19歳で女性が76.19歳だそうだ。やっぱり女性の方が強いのね…。
それはさておき(笑)
連続1位の背景には、市民の就労率が高く、地域活動の参加が活発、気候や食や医療体制が恵まれていることが関係しているとのことである。
確かに浜松市は海と山に囲まれて良いところだ…。
と
そんな他人任せでアンニュイな考えで良いのか?とパパは思う。
しかも、2016年ならコロナ渦前だから「活動」は活発だったかもしれないけど今はどうなのだろう…。
健康寿命とは日常生活に支障なく自立して生活できる期間のことをいう。だから平均寿命とは違うことを理解しておい方がいい。
平均寿命-健康寿命=要介護期間の公式で理解すると健康寿命が短ければ要介護期間が長くなるということだ。
ここが大事な所だ。
要介護期間が長くて平均寿命が長いとしたら「生活の質(QOL=Quality Of Life):生きがいや満足度」はどうだろう?
普通なら低くなるハズ。
だから健康寿命は伸ばすことが大切だけど、そのために「運動器」と向き合う人はいるのか?
骨粗鬆症は知っている人が多いだろうけどロコモティブシンドローム、フレイル、サルコペニアなどの言葉を知っている人はどのくらいるか…。
ロコモティブシンドロームは関節や脊椎などの病気を発症して運動器の機能が低下することで「立ったり」「歩いたり」といった移動機能が低下した状態をいう。酷いと要介護となる。
フレイルは年齢と共に筋力や心身の活力が低下して、介護が必要になりやすい健康と要介護の間の虚弱な状態をいう。
サルコペニアは筋肉量が減少して筋力低下や身体機能低下をきたした状態をいう。
以上からどれも運動器(筋肉や関節)の問題だとわかる。いってみれば骨粗鬆症よりも怖いのは運動器の機能低下なのだが
骨粗鬆症がクローズアップされるのはなぜなのか?
特に筋肉は「自分でカラダを動かさないといけない」から投薬などの治療が扱えない…。だから扱える骨粗鬆症に向きやすいのか?さぁどうだろう…。
とはいえそれならば「運動器」を自分で大切にしていかなければいけない。
そのために必要なことは?
「運動」である。誰もが避けたい「運動」である(笑)
だから後回し、避けやすくなってしまうけど…。時すでに遅しとならないようにしたい。
が…【時すでに遅し気味】の人が多いのだ(汗)
もちろん「マズい」と思ってからでも悪いわけではないけど取り返す時間が必要になる。
あなたは「運動習慣のない成人は1年に1%筋肉が落ちて行く」ことをご存じだろうか?そして50歳からは2%落ちて行くことも…。
これを計算して行くと20~30歳で10%、30~40歳で10%、40~50歳で10%、50~60歳で20%になるから60歳の頃は20歳の約半分の筋肉になるのだ。
もし20歳の頃よりも体重が増えていれば「運動器」に負担がかかるともいえるし、筋肉量が半分となった状態で日常生活を過ごすのは大変ではないか?と想像してほしい。
では60歳になってから頑張ろうでは追い付かないことだってある、いや厳密にいえば正直に言えば追い付かない…。
パパが色々な方を見ていて思うのは【圧倒的に下半身が衰えている】こと。特にお尻の筋肉なんかはよくわかる。
お尻はパワーの源なのに…。
ということで出来るだけ早いうちに健康寿命を伸ばすために「運動器」を大切にするスタートダッシュを切ってほしい♪
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