自分だけは大丈夫…そんなことはあり得ない。今は実感がなくてもいずれ「老いる」のは誰もが否めないこと。だからできる範囲で「老い」を食い止めていくには?賢くトレーニングすることだとパパは思う。
運動習慣のない成人は1年間で10%筋肉量が落ちるといわれてる。
が…50代からは20%らしい💦
だから60歳頃には20歳の頃の約半分の筋肉量になってしまうことをご存じだろうか?
そして多くの方がそうであろう40代・50代では気がつかない「老い」もさすがに60代で気がつくのではないだろうか?
だから今40代・50代の方は早めに行動した方が良い。そして60代に突入してしまってる方は効率良いトレーニングを取り入れた方が良い。
トレーニングのイメージは大体みな同じで「筋肉をつける」ことだと思ってる。
がしかし!
ミドルエイジ・シニア(高齢者)の方が筋肉をつけるトレーニングを目的として頑張っているなら今すぐ考え方を変えた方が良いかもしれない。
それは何故か?というと
①「筋肉は簡単にはつかない」
②「年齢と共に筋肉が落ちていくカラダなのに筋肉をつけることは大変」
③「単体の筋肉を頑張ってつけようとしても非効率」
だといえるから(泣)
①はトレーニングの原理原則として筋肉を肥大する場合は1回挙上できる重量の68%以上の負荷で10回くらい3セット以上行わなければならない。
そんなモチベーションを持ち合わせてる高齢者の方がどれくらいいるか?
②はもともとが年齢と共に筋肉が落ちていく生理学的メカニズムに逆らって筋肉を付けようとするには無理がある。
③は多くのトレーニング施設が提供するトレーニング理論で苦しい思いをして・頑張って筋肉を刺激しても日常生活で使える・役立つといえるか?と考えると微妙である。
考えてみて欲しいのは
日常生活でカラダを動かすときに単調な単平面動作をしているだろうか?イメージはロボットのようなカクカクした動きをしてるだろうか?
実際には人間は多平面・三平面をカラダの色々なパーツを連動させて動いているわけだから各パーツを個別に鍛えてもあまり得策とはいえない。(人間は矢状面運動が得意で冠状面・水平面が苦手なのにトレーニングマシンの設計は矢状面運動である)
という話から
健康予防を目的にミドルエイジ・シニア(高齢者)にお勧めするトレーニングは?「非筋肉トレーニング」をおススメしたい\(^o^)/
非筋肉トレーニングは早稲田大学の教授が使った言葉だけど素晴らしいから使わせて頂いた。
要するに「筋肉を鍛える」ではなく「動きを鍛える」ことが効率のいいトレーニングだといえる。
但し、NSCA(ストレングストレーニングの国際団体)の文献で推奨されているエクササイズもあるため通常のトレーニング様の下記動画も参考にしてほしい。
次に「筋肉を鍛える」ではなく「動きを鍛える」トレーニングのイメージ例を下記動画で体感してほしい。
皆さんがイメージする「筋トレ」とは違う感覚があるのでは?
「非筋肉トレーニング」は「動きを鍛える」ことを目的とする。
つまり、日常生活で癖づいた動作不良を修正してできる範囲で「正しく動ける」ようにすれば、関節や筋肉への負担も減るし効率のいい力の発揮ができるわけである。
実際、重たい負荷を使わなくても「筋力」があがるのだから効率がいい!
でもこれってふざけた考えではなくしっかりとした先端の考え方「モタトレ」なのだ\(^o^)/
モタトレとは?正しい動きができるように運動制御(モーターコントロール)を運動学習(モーターラーニング)する「神経系のトレーニング」である。
以上から健康予防を目的にミドルエイジ・シニア(高齢者)にお勧めするトレーニングはパパが提唱する【正しい姿勢で正しい動きができるカラダ作り】=【ファンクショナルトレーニング】≒【非筋肉トレーニング】≒【モタトレ】だとご理解いただけただろうか?
ミドルエイジ・シニア世代の方が重たいバーベルやダンベルでトレーニングするには無理がある…。それなら効率がいい「非筋肉トレーニング」がおススメだけど、それができる施設・教えられる専門家が少ないのが次なる難関・問題かもしれない。
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