【万病は背骨の歪から】と昔からいわれるように「背骨」はすごく大切なところ。でも健康予防だけでなく運動やスポーツにも関係するから誰もが大事にした方がいいだろう。
背骨の役割を簡単に説明すると①体を支える柱の役割 ②ろっ骨などが着いて内臓を守る役割 ③カラダを動かす役割 ④神経を保護する役割 になる。
だから背骨が歪むとそれらの役割を全うできないと考えると色々な弊害がありそうなイメージができる。
その逆を考えると「背骨が奇麗」なら役割を全うしてくれそうである。
それなら背骨の奇麗とは何だろう?
それは背骨の歪がないことだといえるが本当に大切なのは「機能」としての「動き」である。
パパのお仕事カイロプラクティックの世界では「背骨の歪」は「可動性がある」「可動性がない」と表現する。
そして主に「可動性がない」背骨を見つけて「可動性」をつける施術をおこなっている。もちろん「可動性がある」場合も過可動、不安定などよくない場合もあるが
トレーニングの世界にある言葉「可動性ファースト」は背骨にもいえることだと思う。
トレーニングでいう「可動性ファースト」とは筋力を強くする、パワーを高めるなどトレーニング目的や方法は色々あるけど、先ず「可動性」ありきで次の要素を養うことが大切だということ。
カラダが全然動かないのに筋力を高めようとしても効率がいいトレーニングにはならないことは想像できるハズ。
だから何はともあれ先ずは「可動性」をつけることから始めたい。それは「背骨」も同じように…。
但し、背骨の場合は意味合いが少し違って「背骨」に「可動性」がなければ力が連動しないから「動き」が大切になるわけだ。
背骨の周りには「股関節」「胸郭」「肩甲骨」がついてる。そして、カラダは連動して使う方が力が発揮できるし負担が少ないから
「背骨」に「動き」があってこそ「股関節」や「肩甲骨」を介して足や手に効率よく力が伝わることになる。
この連動は日常生活やスポーツ動作に役立つ「ファンクショナルトレーニング」の原則でもいわれるキネティックチェーン(運動連鎖)と同じである。
つまり【足‐股関節‐背骨‐肩‐手】を連鎖して力を発揮することが重要ということ。
例えば野球でいう「手投げ」などがわかりやすいし、サッカーも「足蹴り」といえばイメージできると思う。
「手投げ」は背骨が硬くて連動して力が伝わらなければ・そのようなカラダの使い方をしていなければ「手」の力だけでボールを投げることになる。
頑張って手の筋力を高めれば(笑)それはそれでいいのかもしれないけどカラダを連動させた方がよっぽどか力が楽に発揮できるだろう…。また「手投げ」に頼り過ぎれば肩や肘に負担がかかっていつかは壊れるかもしれない。
「足蹴り」はボールを蹴るのは脚だけで蹴っているようだけど実はカラダが連動して蹴るのが正しいカラダの使い方だ。
背骨が硬ければ力の抜けができないために脚に負担がかかったり、上半身の力を下半身に連動できないから脚に頼ることになる。
サッカー青少年に下半身の故障が多いのも実は「背骨に柔軟性がない」からかもしれない。
また、スポーツ選手だけでなく一般の方でも同じことだ。
朝洗濯を干そうと腕を高く上げようとしても背骨がしならなければ肩に負担がかかるようになる。
顔を洗おうとして前かがみになろうとしても背中の背骨が硬ければ腰に負担がかかるようになる。
と「背骨の硬さ」は必ずどこかに負担がかかるか、無駄なエネルギーや力を使うことになることがわかるのでは?
また、以前記事にした「バネのあるカラダ作り」とも関係する。
だから「可動性ファースト」で先ずは「背骨」の「可動性」をつけるのがベスト!そして、背骨が柔らかくなれば色々な効果が期待できるハズ。
そこで今回はエクササイズを一つ紹介したい。
その名はKワールドグレイテストストレッチだ!その名の通り「世界一偉大なストレッチ」なのだ!
このエクササイズをしっかりと覚えてしっかりと繰り返していけば少なからず背骨も柔らかくなるだろう。もちろん他のエクササイズも大切なのは忘れることなかれ。
それでも何か一つというなら間違いなくこのエクササイズをおススメしたい\(^o^)/
以上「背骨の可動性」はどのような人でも必須といえる。そして、コツコツとストレッチしていけばどのような人にも効果が現れることが期待できる。是非Kワールドグレイテストストレッチだけでも継続してみて欲しい。
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