『浜松市の整体院・体幹トレーニングジム代表けんじパパの日記』-スポーツで心技体をバランスよく鍛えることは必要か?

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けんじ
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武道でよく大切といわれる「心技体」。でもどのようなスポーツでも「心技体」をバランスよく鍛えることは必要だと思うから本日のテーマにしてみた。

まず初めに武道やスポーツにおける「心技体」にはどんな意味があるのだろうか?簡単に考えると

「心」は精神的な強さがないと試合では練習してきた力が発揮できないなんてことになる。

「技」は読んで字のごとく競技・スポーツに関連する技術が身についていることが大切である。

「体」は競技・スポーツで力が発揮できるカラダが必要である。

そう考えると武道やスポーツで「心技体」をバランスよく鍛えることは必要だといえる。

しかし、バランスとしては部活動やクラブチームでスポーツを頑張るスポーツ青少年などは特に「技」に偏りがちである。

但し「心」は練習で追い込むことで見につく部分もある。「練習は嘘をつかない」は本当だと思うし、「世界中の誰よりも一番練習した奴が強い」という言葉もまんざら嘘ではないだろう…。

しかし「心」はパパの経験から他にも学んだ方が良い場合があるとは思う…。パパ側・親側からとしてはコーチングを学んで『やる気に火をつける』ようにサポートするのも悪くない。

また、パパは試合時に「ゾーンの入り方」も学んで我が子には「試合前の心のコントロール」を簡単にルーティン化させていた。

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さて、それらからいえるバランスチャートは「技」>「心」「体」となりやすいのかもしれない…。

そこでありがちなのは「試合」で結果が出なかったり、もっと強くなりたいという気持ちから「練習量を増やす」「他のクラブチームと掛け持ちする」ことを頭に浮かべたり、実際にそうするケースが多いのではなかろうか?

だって先の「練習は嘘をつかない」ならそれって大切なんでしょ!といわれれば「それはそう」だけど

「心技体」のバランスは大丈夫?なのかと考えるべきかもしれない。

練習を増やす・掛け持ちするとなれば「技」に「技」を追加することになる。

その時「心」は良しとしても「体」はどうだろう?「体」がついていけるのか?スポーツ青少年は特に成長過程だから

大人と同じように「技」を繰り返したり「技」を追加するとカラダは限界に到達するだろう。

その限界はカラダがサインとして現すようになるから「痛み」や「怪我」が増えるようになるかもしれないわけである。

つまり「体」に関してスポーツ青少年はもっと考えていかなければいけないと思う。そうでなければスポーツで「心技体」のバランスは鍛えられないからだ。

次にもう一つ感じるのは

もう少し大きくなった時に「体」を鍛えるために「トレーニング」を取り入れるケースが多い。特に高校生くらいになると「トレーニング施設」が学校に合ったりするから、カラダ作りとして積極的にトレーニングを取り入れ始めると思う。これは確かにいいことである。

しかし、ここで間違いやすいのは「ウェイトトレーニング」に傾倒してしまうことである。もちろん筋肉や骨をガッツリ作るには「ウェイトトレーニング」も大切だ。

但し傾倒してしまうとは?

いつしか知らず知らずに?トレーニングの理解が浅くて?本来の目的から逸れて「自分の肉体美づくり」や「重量へのこだわり」へと変わってしまう…。思春期の男の子なら尚更だろう…。

もう一つ、トレーニングとは「ウェイトトレーニング」がすべて。「ウェイトトレーニング」をしていれば大丈夫と思ってしまうこともマズイだろう…。

ここで振り返らなければいけないのは「体」とは競技・スポーツで力が発揮できるカラダのことであるから、肉体が奇麗に見えることでも重たい重量が持てるようになることでもない。

つまりパフォーマンスには関係ないトレーニングをしていたり、スポーツパフォーマンスへの転移(スポーツで使えるようにすること)ができていないことが多い。

以上、まとめるとスポーツで「心技体」のバランスを鍛えることは重要だけど「体」が欠けやすく、「体」づくりは間違いやすくて難しいといえる。

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